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2026.02.08
当院は、北京堂創設者、浅野 周先生が考案された浅野式鍼治療を行なっております。
浅野式鍼治療は、主に筋肉が原因の痛みやコリの改善を主としています。
浅野周先生が、中国鍼や解剖学を主とした鍼理論を融合させ、考案されました。多くの臨床の中で様々な治療法を実践され、最も効果のあった方法から生まれたものです。
まず健康な筋肉は柔らかくて弾力性があります。
しかし筋肉は使いすぎたり、または使わな過ぎても血流障害が起こります。
その結果、必要な栄養が届かず、老廃物が蓄積し筋肉が硬くなってしまうのです。
その硬くなった筋肉が知覚神経を圧迫するため痛みが発生すると考えます。
このような部位に鍼をすると軸索反射という現象が起こります。
軸索反射とは簡単に言うと、血管が広がる反射のことです。
血管が広がることで血流が回復します。
硬くなった筋肉内の老廃物が運び去られ、新鮮な酸素に富んだ血液がいきわたります。
すると筋肉が柔らかくなり、血管と神経の圧迫が解除されるため痛みが消えるのです。
- 深部の筋肉にしっかりアプローチする。
- 太い血管や神経は体の深いところにあります。
深部の特に骨にべったりくっついている筋肉は、表面の筋肉と比べ、骨と他の筋肉に挟まれて強い圧力がかかり、血管や神経が圧迫されやすいのです。
そのような筋肉にアプローチすることで、根本から痛みを消失させることができます。
- ズシンとひびく
- 痛みの原因となっている硬くなった筋肉は、知覚神経を圧迫し痛みを発生させます。
そのような筋肉に鍼が入ると筋肉は侵害刺激と認識しさらに収縮を強めます。
それより痛みを出している知覚神経をさらに締めつけるため、悪化した時と同じような痛みが再現されます。
つまり、悪化した時と同じような痛みが再現されたということは、鍼が痛みの原因場所に当たった証拠なのです。
これを中国鍼灸では「気至有効」(きいたるゆうこう)や得気(とっき)といい、治療効果の指針として、最も重視している患者さん側の感覚としています。
これは一般的にヒビキと表現します。
逆にいえばそのような感覚が発生する部位に鍼が入っていなければ、何の効果もないということになってしまいます。
具体的にヒビキの感覚とは「酸麻重腫」(だるい、しびれる、重い、腫れぼったい)感覚をいいます。
ですが、ヒビキの感覚がつらすぎると治療を続けられなくなりますので、本数を調整し患者様に合わせて無理のない範囲で治療を行っておりますのでどうぞご安心ください。
- 置鍼が長い
- 置鍼とは鍼を刺入したあと、そのまま時間を置くことをいいます。
治療部位によって異なりますが、置鍼時間は30~40分です。
長く置鍼をする理由は筋肉に収縮と弛緩のポンプ運動を起こさせて血液循環を復活させるためです。
鍼をすると、まず筋肉は収縮します。
その状態がキープされると筋肉が緩み始めます。
緩むことで鍼が動き、その刺激で再び収縮します。
こうして収縮と弛緩を繰り返すことで血管の中の血液が流れます。老廃物が運び去られ新鮮な血液が筋肉に流れ込みます。
すると筋肉が緩み、神経の圧迫が解除させるため痛みが消失するのです。
このようなポンプ運動が始まるのは置鍼後、約20分経過してからです。
そのため、最低30分の置鍼をします。
- 本数が多い
- 筋肉の表面積にもよりますが、硬くなった筋肉全体をしっかり緩ませるためには必然的に鍼数が多くなります。
本数は患者様に合わせて無理のない範囲で治療を行っておりますのでどうぞご安心ください。